欧米とは

読書
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最近は落合陽一氏の本を読み漁っています。

その中でよくでてくるのがこの言葉です。欧米。

落合氏はこの言葉を使うのをやめませんかと唱えています。

「欧米ではこれが主流」

「欧米文化では普通のこと」

「欧米に倣って真似をする」

確かによく耳にします。

欧米という言葉は「欧州」+「米国」です。

つまりヨーロッパとアメリカです。

なんとなくアメリカの印象を強く持っていましたが、

分解してみるとヨーロッパとアメリカとなります。

欧米か!!

お笑い芸人のタカトシがツッコミを行う際のセリフで浸透しました。

その時のネタでもアメリカ人のようなボケをした際に欧米かっ!と

ツッコんでいました。その印象があります。

落合氏はこの言葉、文化についてつっこんでいます。

日本は欧米に頼って成長を遂げた国です。

明治維新は産業革命の起こった欧州をモデルにして日本も成長。

1945年以降は戦争勝利国として米国を手本として成長。

その時代その時代で成長している国である欧州と米国の

いいとこどりをして成長していきました。

その結果、今ではなじみの言葉となってしまった欧米という言葉。

果たしていいとこどりを続けることが日本人に合っているのかということです。

そろそろ日本独自の日本型の確立が大事であると気づくべきであると。

欧州と米国はそれぞれお互いのいいところを取り入れているわけでもありません。

日本がそうしてきているだけ。

なにもかも真似する必要があるのかということです。

結果的に日本のGDPは停滞気味となっています。

アメリカは経済不況を乗り越えながらぐんぐんと数値を伸ばしています。

中国は日本を追い越し手の届かないところまで行きました。

それぞれの国は国内で切磋琢磨しながら結果的に国力の向上ができています。

過去昭和という時代は日本人に合っていたといいます。

車やパソコンなどの部品など工場で大量生産することや、

品質の良いものを作り続けること。

当時は日本の成長が図れていました。

現在は海外での生産がメインになっています。

現在必要とされている会社の姿は

フットワークが軽く顧客のニーズにこたえて

柔軟に結果を出す会社だといいます。

そういった会社が日本にどれだけあるか。

大企業ではなく、いわゆる少数精鋭のベンチャー企業のようなもの。

働き方についてはどうでしょうか。

海外は長期休みが有り週末は家族で旅行などよく聞きます。

そういうところも真似してほしかったですよね。

提議しても、昔からこうだから。で片付けられるのがイメージつきます。

プライベートの充実がいかに生産性を高めるか。

そもそも自分の体を壊してまで働く姿になんてなにも憧れません。

体のメンテナンスを行い家族と時間を過ごす。大事です。

なにが日本に必要なのか。

米国や欧州からいいところを取るのも大事ですが、

日本人にあった日本型の確立が必要であると書かれています。

スピード感のある会社が求められています。

個人で考え、会社で考えること。

私も就農にあたり法人化を昨年行っています。

そもそも自分の病気と向き合っていくために選んだのが農業です。

体調管理を優先し、プライベートの充実を図る。

農業は天気に左右される職です。

今までの常識をぶっ壊しながら、

さらなる利益を生み出す。

挑戦の始まりです。

まだなにもやってませんが笑

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