2年前に行ったクラウドファンディング。
返礼品の発送が無事に終了したので終えてみての執筆です。
これからクラウドファンディングに挑戦する方などなど役に立てれば幸いです。
新規就農に向けて資金調達と顧客確保を兼ねてクラウドファンディングに挑戦しました。
顧客確保とは、私の事業プランは観光農園であるため未知の数字が多い計画書でした。
そのため何度も計画書は却下。
誰も正解となる根拠データが分からないからです。
年間1万人来る根拠は?
平日に来る人数の根拠は?
などなど観光農園って未知が多すぎです。
クラファンをやることで、根拠の数字となるように応援してくれている人たちが目に見えるのでは?
計画書にクラファンの結果を入れれば風向きが変わるのではないかと思いやりました。
結果的には作った作物をすべて出荷する方向にすることで許しを得ました。
クラファンに挑戦することで地元の新聞やラジオに出演することできました。
それが市役所や農協の目にとまり、風向きが変わっていきました。
これはかなり賭けでした。
事業計画書が認められない時点で観光農園の方針は決まってないのに、
クラファンでは観光農園やります!応援してください!とうたってしまうわけですから、
かなりの強行突破でした。結果オーライ笑
クラファンではREADY FORを利用しました。
いろんなサイトを見比べて、見やすい使いやすいサイトを選びました。
手数料については初めてだし、勉強代だと割り切ってサポートプランを利用。
とくに後悔はしていません。手厚く毎日サポートしてくれました。
公開から24時間以内に目標金額を達成しました。
達成するためにやってよかったことを振り返ります。
1.記事ページの充実
2.1週間前からSNSで告知
3.当日の朝、公開前に約200人へメール一斉送信
4.新着投稿の更新
ざっくりとこんな感じです。
ひとつめ、記事ページの充実です。
トップページですね。
やはりきれいな写真があると見やすい!!
文章は丁寧に簡潔にわかりやすく!!
何回読んでも飽きない文章となりました。
こんなの自分一人でできません!!!!
メインの写真などなど高校時代の同級生に撮影してもらいました。
テレビ局の技術スタッフ。ガチ中のガチ。
センス良すぎて大助かりです。
そして1番大事な文章。
文章関係の仕事をしていた高校時代の先輩に添削を依頼。
クラファンの担当者も添削をしてくれるのですが、
たまたま先輩と連絡を取る機会があり、提出予定の原稿を読んでくださいとお願い。
読んで一言。ひどすぎるよ。。笑
うまくかけません笑
ずっと理系なんだもん~
そのままZOOMで取材してくれて次の日の朝には記事を送ってくれました。
はやすぎる。さすがプロ。。
文章のことは文章の仕事している人に頼むのが1番ですよね。これまたガチ中のガチ。
クラファンに提出後もすぐOKが出ました。
2つめ、1週間前からSNSで告知
SNSってありすぎてもはやパニックですよね。
高校時代はmixiで過ごし
大学時代はTwitterとFacebookで過ごし、
社会人になってからはInstagramで過ごす。
多いな。
フォロー数がいつも間にか増えていき、
人の投稿をすべて見るのはもはや無理です。
そのためクラファン当日に告知してもフォロワー全員の目にとまることは不可能と判断。
よって1週間前からネタを小出しにして告知しました。
クラファンに挑戦している人が周りにいなかったので、友人たちはとても楽しんでくれました。
3つめ当日の朝、公開前に約200人へメール一斉送信
gmailで送信予約を前日の夜に仕込みました。
実際はgmail200人、LINE100人くらいです。
これはかなり効果があったと思います。
文章のテンプレートは運営から何パターンか支給されます。
その文章を後半に付け加え前半はそれぞれあいさつ文を追加しました。
実際お金をせびるみたいで抵抗はありましたが、近況報告を兼ねた感じのメールに仕上げました。
LINEだと携帯で文章を打つイメージですが、長文となってしまうので
PCからLINEにログインして作業を行いました。
一斉送信ができないのが難です。
グループラインにも貼り付けたり、知り合いに拡散、転送してもらえると助かりますと一言そえて送りました。
返事がぞくぞく帰ってきますがいったん保留。送信優先で作業します。携帯が鳴りやまなくなります。
送付リストをプリントしておくと漏れがないか確認しながら作業を行うことができます。
高校の卒業生のfacebookページも投稿したりしました。多くの先輩たちがシェアに協力してくれました。
最後が4.新着投稿の更新です。
これについてはプロジェクト公開後の作業になります。
記事本文には載せることができなかった内容や、将来の展望について記事を書きました。
私の支援者は8割5分知り合いでした。
残りの方々はラジオや新聞の媒体を通してプロジェクトを知り直接ページに来てくれた人たちです。
そんな初対面の方たちに自分の紹介を兼ねて新着投稿をし続けました。
トップページの記事は完璧すぎるため、逆に怪しく思われるパターンもあると思います。
なので新着投稿では人間性が伝わるように自分の文字・写真で、
イメージを伝えていくことを心掛けました。
写真に文字を入れるのはInstagramのストーリーでの編集がおすすめです。
携帯さえあればすぐできるので、出先でパパパと編集できます。
プロジェクトの期間は3週間ほどでした。
行う前は期間が長いほうが多く集まるのではないかと考えていましたが、
しかし実際は3週間が限界でした。
先に書いた新着投稿の更新もそうですが、最初の3日間ほどの勢いはその後ありません。
新聞などの媒体に出れば増えたりもしますが、驚くほど増えたりはしません。
なにより3週間という期間のメンタルを保つのが大変です。
頭がおかしくなります。笑
結果的に3週間がベストでした。
支援をすると、実行者に対してコメントをすることができます。
友人や元上司、初対面の方など多くの方がコメントしてくださいます。
そのコメントに対して敬語で統一して返信していきました。
プロジェクトのページは一生残るものです。
誰がどのページを覗いても恥じることの無いように心がけて返信していきました。
昔からの仲いい友達にも敬語を使うのは照れ臭いですが。
新聞やラジオへは直接DMを送り、売り込みました。
今は多くの企業がSNSで自社アカウントを持っています。
返事なんて帰ってきませんが、ダメもとで送り続けていると
取材させてくださいと連絡が返ってくることがあります。
結果的に新聞への掲載とラジオ出演をすることができました。
損するものはなにもありません。
送るだけなので電話より楽ですよね。
ラジオも1日中番組が何個もあるので、送り先に困ることはありません。
私のプロジェクトは多くの方に響くだろう思っていました。
「クローン病」「難病」「特定疾患」
「脱サラ」「元公務員」「転職」
「農業」「新規就農」
かなりいいキーワードを持っていますよね。
自分の経歴に特徴があるとより多くの人の目に留まると思います。
また、すでに成功しているプロジェクトの文章構成を真似することも大事です。
携帯ひとつあれば成功率は確実に上がります。
やれることはすべてやりましょう。