また間があいてしまいました。
3月から激動の日々を過ごしてまいりました。
ざっくりいうと
3月はベンチ組立、水配管工事
4月はイチゴ定植、管理
5月は温水管工事です。
イチゴの様子を紹介します。
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4月1日に定植を行いました。
ハウスの外を見ると雪がまだ積もっているのが見えます。
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こちらは5月の様子です。
毎朝葉の先には水滴がついています。
このことを「溢液(いつえき)」といいます。
いちごの株がしっかりと土中の水分を吸い上げていることで起こる現象です。
とても綺麗ですよね。
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6月現在です。
葉の数も多くなり、花が上がってきました。
この花がのちのイチゴへと変化していきます。
6月末からまとまって収穫できるのではないかと思っています。
食べたい人はその時期を狙って遊びに来てください。
出荷が始まると毎日なくなります。笑
ハウスが完成したのが3月だったので、
かなりタイトなスケジュールでの定植となりました。
ここまでかなりの失敗もありました。
1年目はそんな失敗も認められると思いながら乗り越えています。
2年目からは失敗の無いよう、今年の反省を活かしたいと考えています。
さて、ここからは
現在ぶちあたりまくっている問題についてです。
またかよ!!という感じです、、笑
ブルーベリー狩りをし、イチゴを使ったスイーツを楽しめる施設ということで、
身障者用トイレを併設した「農家レストラン」の建設許可を取得すべく奮闘しています。
昨年まではハウスなどの資金調達について奮闘した1年でした。
今回は資金ではありません。
建築する「許可」なのです。
ポイントとしては「農地」に建物を建てる「許可」です。
これのハードルが想像の100倍高く苦しんでいます。
北海道が制定した「グリーン・ツーリズム」という取組があります。
この許可を取らなくては農地に商業施設の建築が認められません。
この取組ができた背景としては、
民泊ブームがありました。
農家の空いている土地を活かして、地域の活性化を促そうというのが目的です。
現在は、民泊、野菜直売所、農家レストランとジャンルが分かれています。
今回私は「農家レストラン」での許可申請を行おうとしています。
最終的には北海道知事の承認ということで北海道に出すのですが、
その前段が市役所です。
市役所を通過するだけで半年かかると言われています。
どんだけ時間かかんねん!!!!!
しかも、まだ提出すら認められていません。
なぜか。
「会社としての実績が無いから認めにくい」
にくいってなんですか。
ではではイチゴのシーズンが終わる11月頃なら、実績として認められますか?
「5年~10年くらい安定している実績があればいいかな」
絶句とはまさにこのこと。
5年て、、、、、、
なにがつらいって、自分たちの土地で自分たちのお金で建てられないということですよ。
どゆこと????
いろんな想いがあって店をやりたくてここまできたのに、
それに賛同してくれた農水省や公庫、農協がいたのに。
なぜここで止められる!!!!!!
少し前の時代なら審査も厳しくなかったらしいのですが、
その時代に許可した事例たちがうまくいっていないらしく、
機能していない事例があるとかないとかで厳しくなってしまったと。
役所側の気持ちも分からなくないですよ。
だからこそほんとに悔しい。
農業=畑で作業という考えが根強いからこその現状。
最初から農業も飲食も手を出して失敗したらどうするのと。
銀行で言われた意見とまったく同じ意見を言われました。
市役所からお金を借りるわけでもない。
保証人でもない。補助金も借りるわけじゃない。
なんなんですかね。
イチゴ、ブルーベリーを作る。
ハウス1棟しかないから利益性をあげるために、
ハネ品の加工→パフェにして利益を生む。
そもそも資材代や農薬、肥料の高騰が続くのに対して
いちごや野菜の値段は安くなるいっぽう。
その問題解決のための構想なのに。
実績って研修期間のことではないの。
昨年取得した認定農業者の資格はなんなの。
認定農業者も認めたの市役所なんだけど。
人が来なかったらどうするのと言われたときは、
またこれかとなりました。
新規就農って難しいですよ~~~~
誰もやらないほうが良いですよ~~~笑
農業を殺してるのはあたまでっかちな大人ですね。
いいねそれ!!やってみてよ!!
となってくれる自治体もどこかにはあるはず。
今回は土地が決まっていた事業なので走り続けます。
絶対観光地になるのに。
北海道いち。全国いちを目指せる内容なのに。
金のタマゴなのに。
と思いながら打ち合わせしています。笑
ありがたいことに市役所内にも賛成してくれる方がいます。
その方と作戦を考えながら前に進みたいと思います。
ガンバリマス